江の島第一岩屋下の岩礁に下りて

2018/11/15 - 2018/11/15

　江の島の稚児ヶ淵の磯に下りて岩礁を歩くと、第一岩屋の南に伸びる平らな岩場には一面に海藻が生えて緑の絨毯になっている。そこを避けて釣り人たちが竿を海に下ろしている。ここまでで、先には岩礁が波間に浮かび、渡れない。第二岩屋の東側の断崖絶壁を眺めるだけだ。
　岩屋橋の下辺りの岩に腰かけてランチにする。上空にはやけに鳶（トンビ）が飛んでいる。隠すようにパンをほうばり、食べ終えると次はサンドウイッチを1片ほうばる。最後に残りのもう1片のサンドウイッチの直角三角形の角を一口食べると大きな衝撃を感じた。慌てて手を見るが痛みもなく、血も出てはいない。そして飛んで行く鳶が見え、手で食べていたサンドウイッチ片は攫われてしまった。しかし、次々と他の鳶が私の頭をかすめて降下してくる。どうして？と思うと先にある岩礁の波間に白いものが浮かんでいるではないか！鳶が攫ったサンドウイッチ片は爪から落ちてしまったのだ。1羽が波間に降下して来てサンドウイッチ片に爪を掛けるが取れないでいる。何度か挑戦して失敗している間にサンドウイッチ片は海中に沈んでしまった。他の鳶が3羽も降下して来て、岩礁に下り、サンドウイッチ片を食べられなかったことを悔やんでいるようだ。結果、私も鳶もこのサンドウイッチ片を胃袋に収めることはできなかった。
　大きな衝撃を感じたのは鳶が霞めるのが下手で、攫ったサンドウイッチ片が爪から離れるほどの勢いがあったのだ。若鳶なのだろう、人を傷付けることはさすがにないが、攫う技術はまだまだのようだ。
　それにしても、これほど注意していても鳶に攫われてしまうとは…。鎌倉の町中（https://4travel.jp/travelogue/10481368）、海岸通り（https://4travel.jp/travelogue/10490759）と、これで、3回目だ。しかし、人を傷付けない鳶の飛行技術は相変わらずで、いつもいつも感服する。
（表紙写真は海藻が生えて緑の絨毯になっている岩場）

エリア 藤沢・江ノ島(神奈川)

潮だまりには小魚がたくさん泳いでいる。

離馬鹿島。

第一岩屋下の壊れた階段。

第一岩屋下の岩場から見る富士山。

第一岩屋下の岩場から見る富士山。

第一岩屋下の岩場から見る富士山。

第一岩屋下の岩場から見る富士山。

岩屋橋。

岩屋橋の下に広がる平らな岩場。

岩屋橋の下の岩場から見る富士山。

岩屋橋の下の岩場から見る富士山。

離馬鹿島。

潮だまり。

海藻が生えて緑の絨毯になっている岩場。

海藻が生えて緑の絨毯になっている岩場。

海藻が生えて緑の絨毯になっている岩場。

海藻が生えて緑の絨毯になっている岩場の先の岩礁。

海藻が生えている岩場から見る富士山。

海藻が生えている岩場から見る富士山。

海藻が生えている岩場から見る富士山。

海藻が生えている岩場から見る富士山。

海藻が生えている岩場から見る富士山。

海藻が生えている岩場から見る富士山。

海藻が生えている岩場から見る富士山。

海藻が生えている岩場から見る第一岩屋の断崖。

海藻が生えている岩場から見る第一岩屋の断崖。

第一岩屋の断崖。

第一岩屋の断崖。

岩屋橋。

第一岩屋の海蝕洞窟口。

第一岩屋の海蝕洞窟口。

第二岩屋へ続く高架橋。

第二岩屋がある断崖。

第二岩屋より東の断崖。

第二岩屋より東の断崖と岩礁。

第二岩屋下の岩礁。

第二岩屋下の岩礁。

岩屋橋下の岩場から見る第一岩屋の断崖。

岩屋橋下の岩場から見る第一岩屋の断崖。

岩屋橋下の岩場から見る第一岩屋の断崖。

岩屋橋下の岩場から見る第一岩屋の断崖。

壊れた階段。

岩屋橋下の岩場から見る第一岩屋の断崖。

岩屋橋下の岩場から見る第一岩屋の断崖。

岩屋橋下の岩場から見る第一岩屋の断崖。

岩礁と離馬鹿島。

岩屋橋下の岩場が稚児ヶ淵まで続いている。

海藻が生えた平たい岩場の横にも岩礁が。入り江はコンクリートで閉ざされて潮どまりになっている。このコンクリートを渡って釣り人が岩礁へ渡っている。

伊豆大島。